環境省 観光事業者の雇用維持で費用支援へ
新型コロナウイルスの感染拡大で、国立公園の観光客が大幅に減少していることから、環境省が国立公園に関連する観光事業者の雇用を維持するための経費を今年度の補正予算案に盛り込むことが分かりました。
国立公園では、観光客の減少により宿泊業をはじめとする観光事業者の経営が悪化し雇用の維持が課題となっています。
国立公園を管轄する環境省は、雇用を維持するため公園でツアーなどを実施していた観光事業者に、公園内の歩道の修理や海岸の清掃などを行ってもらい、そのための人件費を支援することになりました。
また、新型コロナウイルスの収束後を見据えたツアーを企画、実施する費用の支援も行うことにしています。
環境省はこうした支援に必要な経費として30億円を7日、閣議決定される補正予算案に計上する方針です。