内閣官房の幹部職員 新型コロナ感染
内閣官房で、北朝鮮による拉致問題を担当する幹部職員が、新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。
内閣官房は、拉致問題対策本部に勤務する50代の男性職員が、新型コロナウイルスに感染したと発表しました。関係者によると、男性は、拉致問題担当の審議官です。
今月4日に倦怠(けんたい)感をおぼえ、5日に発熱したということで、8日にPCR検査を行ったところ、陽性と確認されたということです。
今後、接触者などの確認が行われますが、別の関係者によると、この男性職員と拉致問題担当大臣を兼務する菅官房長官との直近の接触はないということです。
7日は、武田良太防災担当大臣の大臣秘書室に勤務する内閣府の職員の感染が確認されるなど、霞が関でも感染が相次いでいます。