「ウクライナの永続的な平和を」石破首相、国際社会と連携する考え 米露電話会談めぐり
ウクライナでの戦闘の終結に向けてアメリカとロシアが交渉の開始で合意したことなどをめぐり、石破首相は国会で、平和の実現に向け国際社会と連携していく考えを強調しました。
石破首相
「ウクライナにおきます公正かつ永続的な平和の1日も早い実現に向けて、引き続き(アメリカ)合衆国をはじめとした国際社会と緊密に連携をして取り組んでいく」
国民民主党の深作議員は、ウクライナ情勢をめぐり「積極的に和平プロセスに関与し平和国家として行動を示してほしい」と求めました。これに対し、石破首相はウクライナの平和の実現に向け、アメリカや国際社会と連携して取り組んでいく考えを強調しました。
また深作議員は、アメリカのトランプ大統領がガザ地区をアメリカが管理・開発するなどと主張していることについて「法の支配から逸脱し民主的プロセスを経ずに現状変更を進めようとしている」と指摘し、石破首相にどう向き合うのか、ただしました。
石破首相は「大統領の発言に逐一、見解を述べるのは適切ではない。必要に応じて政府間で意思疎通を図る」などと述べただけでした。