発足から一夜 菅内閣きょうから本格始動
発足から一夜明け、菅内閣は17日から本格始動となり、新旧の閣僚による引き継ぎなどが行われます。
菅内閣は、まずは最優先課題の新型コロナ対策に取り組むことになりますが、安倍政権下では得られなかった国民の評価に資する結果を出せるのかが当面の課題となります。
菅首相「まさに身の引き締まる思いであります。国民のために働く内閣をスタートさせて、しっかりとした成果をあげて、国民の期待にお応えをしたいと思います」
加藤官房長官「国民の皆さんの目線に立った、そして思いに応えていける、そういう政策を具体的に出していくことが、この内閣の使命だと思っていますので」
菅首相は、17日朝は首相公邸の敷地内で日課の散歩をこなしたあと、都内のホテルで選挙プランナーとして知られる人物と会合を持ちました。今後は、新型コロナ対策と経済活動の両立をはかりながら衆議院の解散・総選挙の時期を探ることになります。
一方、防衛相からの横滑りとなった河野行革担当相は、防衛省での離任式に臨む前、規制改革への意欲を語りました。
河野行革担当相「こういう規制がなければこんなことができるのにということを、かなり多くの人が持ってらっしゃると思いますんで、それができるような、価値が生まれるような改革をやっていきたいと思います」
河野行革担当相はまた、菅首相が指示した「縦割り110番」の検討について、コールセンターの設置ではなくSNSを活用する考えを示しました。