河野行革相“直轄”チームを自ら立ち上げ
河野行政改革担当大臣は1日、行政改革や規制改革を進めるためのみずからの直轄チームを立ち上げました。
河野行政改革担当大臣「遠慮することなく、国民の側から見て利益が出る、そういう規制改革をしっかりと、そして着実に進めていかなければなりません」
大臣直轄チームは、無駄な規制などについて国民が情報を提供できる、「縦割り110番」に届いた提案を精査し、実現に向けた取り組みを専従で行うことにしています。
チームには内閣府の職員のほか地方自治体の職員も加え、国と自治体との間の規制改革も進める方針です。
また、河野大臣は1日午後、グループインタビューに応じ、全省庁に対し行政手続きで「はんこ」を廃止するよう求めていることについて、各省庁で検討した結果、「廃止の方向といえないものは35あった」と明らかにしました。
その上で、「法律で押印を要求しているというのは理由にならない」として各省庁に再考を求めたことを明らかにし、「各省庁独自の押印ルールはかなり廃止できるのではないか」と述べました。