岸防衛相 就任後初めて沖縄県を訪問
岸防衛相は就任後初めて沖縄県を訪問し、中国による強引な海洋進出にふれ、南西諸島防衛の重要性を強調しました。
岸防衛相は陸海空の自衛隊基地を訪れ、南西諸島の防衛にあたる哨戒機などを視察しました。
視察後、岸防衛相は中国による強引な海洋進出などにふれ「わが国を取り巻く安全保障環境は、一層厳しさと不確実性を増している」と指摘し、隊員を激励しました。
岸防衛相「今日の平和は明日の平和を保障するものでは決してありません。わが国の平和と安全は自らの双肩にかかっていることを自覚し、日々の任務に精励してください」
岸防衛相は22日まで沖縄に滞在し、名護市辺野古で、アメリカ軍普天間基地の移設工事を視察します。また、沖縄県の玉城知事らと会談し、基地問題について意見交換する予定です。