自民党総裁選 来月12日告示、27日投開票を正式決定
自民党は岸田首相の後任を選ぶ総裁選挙について、来月12日告示、27日投開票とする日程を20日、正式に決定しました。中継です。
選挙期間は前回は12日間でしたが、15日間に拡大されました。今の規程のもとでは過去最長で、自民党に逆風が吹く中、情報発信の機会を増やし、党の信頼回復につなげる狙いがあります。
自民党は20日朝、選挙管理委員会を開き、総裁選の日程を9月12日告示、27日投開票とする日程を正式に決定しました。国会議員票と党員票は同数の367票ずつとするルールは変えず、開票もこれまで通り、27日に議員票と党員票を同時に開票します。
自民党・山田賢司議員「頑張っていきましょう」
出馬表明した小林鷹之議員「全力でいきますのでよろしくお願いします」
19日に出馬会見を開いた小林鷹之議員は、20日朝から議員事務所をまわり、支持を呼びかけました。
一方、来週26日に出馬表明を行う方向の河野デジタル相は、19日夜も陣営幹部と会談し、発表する政策について詰めの協議を行いました。麻生派の支持が見込め20人の推薦人のメドはたっている中、無派閥の議員にも支持を拡大していきたい考えです。
また、出馬の意向を固めている林官房長官ですが、出馬表明のタイミングを慎重に模索しています。解散を表明した岸田派の多くが林長官の支持にまわるとみられ、すでに推薦人20人のメドはついているということです。