通常国会が26日、召集されましたが、自民党の派閥の政治資金をめぐる事件を受け異例のスタートになりました。

第213通常国会が召集され、天皇陛下をお迎えして開会式が行われました。

召集日には多くの場合、首相が施政方針演説を行いますが、今回は野党側が「政治とカネ」の集中審議を先にやるべきと主張し、30日に先送りされる異例の事態となっています。

さらに、今回の事件を受け、安倍派に所属する衆議院、参議院の委員長11人が交代するという、これも異例の展開となっています。

立憲民主党・安住国対委員長「総理として自民党総裁として、全ての議員、衆参ですよ。実名をきちっと挙げて、どれだけの議員が関わったかを報告してもらわないと、議論ができないのではないんですか」

野党側は安倍派議員の証人喚問も含め、説明責任を徹底的に追及する構えで、与野党の攻防が激しくなりそうです。