衆予算委「COCOA」不具合に首相が陳謝
菅首相は新型コロナウイルスの陽性者と接触した可能性を知らせる「接触確認アプリ=COCOA」の不具合について陳謝しました。
野党側は、アプリの不具合に加えて、機能障害が4か月以上も放置されていたことを厳しく追及しました。
立憲民主党・泉政調会長「COCOAというアプリにおいて不具合が起こったこと以上に、それを4か月間放置してしまったということについて、私は総理に、厚生労働大臣に責任を取らせる処分をする、そういう責任があると思いますが、いかがですか」
菅首相「大変申し訳なく思っております。そしてこうしたことが、二度と再び起こらないように、しっかり引き締めて取り組んでいきたい」
立憲民主党の泉政調会長は、「誰も処分をしないのか」とただしましたが、菅首相は「二度とこうしたことが起こらないよう、徹底調査して対応するのが、私どもの役割だ」と述べ、処分には言及しませんでした。
泉氏はまた、緊急事態宣言について、ステージ2相当まで新規感染者数を抑えて解除すべきではないかとただしました。これに対し菅首相は、まずステージ3相当に下げることを目指すのが当然だとした上で「ステージ2に下げることを目指し、必要な対策を継続する」と述べました。