COCOA 陽性者と接触も「通知こない」
厚生労働省は、新型コロナウイルスの陽性者と接触した可能性を知らせる接触確認アプリ「COCOA」で、アンドロイド版の携帯電話を利用する登録者に、去年9月末以降、陽性者との接触があっても通知が届かない不具合が発生していると、発表しました。
田村厚労相「(アンドロイド端末利用者には)9月末より事実上機能していなかった。大変なご迷惑をおかけした」
厚労省によりますと、不具合は9月末のバージョンアップ以降、アンドロイド端末の利用者で起きているということで、陽性者との接触があっても通知が一切届かず事実上、機能していなかったということです。
感染が拡大した年末年始にかけて「陽性者と接触したが通知がこない」などの指摘が相次ぎ、検証し判明したということです。
アンドロイド端末での利用は、全体の3割の約770万件で、厚労省は、2月中旬にアプリを改修するとしています。