新型コロナウイルスのワクチンについて、河野ワクチン接種担当相は、ファイザーから今月と来月に供給される量が、当初の予定より増える見通しだと明らかにしました。

河野ワクチン接種担当相「ファイザーと交渉の結果、３月４月の供給量が合計で３４１９箱、増加することになりました」

河野ワクチン接種担当相は、１５日にファイザーから第５便が日本に到着する予定だとした上で、ファイザーからの供給量が当初の予定より増え、３月から５月末までの合計で、およそ５０００万回分届く見通しだと明らかにしました。

これにより、医療従事者およそ４８０万人が２回接種する分の配送が５月１０日の週に完了するということです。また、高齢者用のワクチンも、５月９日までに追加で４０００箱を配送することができるようになるということです。

一方、一般の人向けの接種スケジュールに関しては、「現時点では何とも申し上げようがない」と述べるにとどまりました。