尾身氏 感染ピークアウトの判断は時期尚早
政府分科会の尾身会長は、東京都の新型コロナウイルスの感染拡大のスピードは鈍化しているものの、ピークアウトしたとの判断は時期尚早との認識を示しました。
政府分科会・尾身茂会長「いま東京はお盆だとか4連休等々が終わったということもあって、感染拡大のスピードは鈍化しています。ただし下がるという傾向は、まだ全く見えてないので、いつピークアウトするかということは時期尚早だと思います」
尾身会長は、その上で「医療へのひっ迫、重症者の数はしばらく大変な状況が続く」と指摘しました。また、新学期が始まることにふれ、「また感染の拡大があり、医療のひっ迫もあり得るため、効果的な対策を打っていく必要がある」と強調しました。