自民党岸田派、解散の方針固める 3年分の収支報告書訂正「今後は十分な管理体制を整備」
自民党の派閥の政治資金をめぐる事件を受け、自民党岸田派が解散する方針を固めたことがわかりました。
岸田首相「(岸田派の)解散についても検討しております。政治の信頼回復に資するものであるならば、そうしたことも考えなければならない。このように思ってます」
岸田首相は「政治の信頼回復のために、どうあるべきかを検討している」と述べ、そのために自身が先月まで会長を務めていた「岸田派」を解散することを検討していると述べました。
ある岸田派の幹部は、岸田派が解散することを認め、「派閥の事務所も引き払う」と話しています。
また、ある首相周辺は解散の理由について「政治資金の問題で、岸田派も立件されることになったので、けじめをつけた」。また別の周辺は「自民党全体の信頼回復のために、何をしなければいけないかを考えた結果、自分の派閥を解散して本気度を示すことにした」と話しています。
総理総裁の出身派閥が解散することは、ほかの派閥の判断にも大きな影響を与えそうです。
一方、これに先立ち、岸田派は2022年までの3年分の収支報告書を訂正し、合わせて2501万円を新たに記載しました。
その上で「記載漏れが生じたことについて深くおわびするとともに、再発しないよう、今後は十分な管理体制を整備していく」とのコメントを発表しました。
岸田首相「(岸田派の)解散についても検討しております。政治の信頼回復に資するものであるならば、そうしたことも考えなければならない。このように思ってます」
岸田首相は「政治の信頼回復のために、どうあるべきかを検討している」と述べ、そのために自身が先月まで会長を務めていた「岸田派」を解散することを検討していると述べました。
ある岸田派の幹部は、岸田派が解散することを認め、「派閥の事務所も引き払う」と話しています。
また、ある首相周辺は解散の理由について「政治資金の問題で、岸田派も立件されることになったので、けじめをつけた」。また別の周辺は「自民党全体の信頼回復のために、何をしなければいけないかを考えた結果、自分の派閥を解散して本気度を示すことにした」と話しています。
総理総裁の出身派閥が解散することは、ほかの派閥の判断にも大きな影響を与えそうです。
一方、これに先立ち、岸田派は2022年までの3年分の収支報告書を訂正し、合わせて2501万円を新たに記載しました。
その上で「記載漏れが生じたことについて深くおわびするとともに、再発しないよう、今後は十分な管理体制を整備していく」とのコメントを発表しました。