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「サル痘」情報収集や体制準備へ政府が対策会議 外務省は「感染症危険情報」レベル1を発出

2022年7月25日 13:51
「サル痘」情報収集や体制準備へ政府が対策会議 外務省は「感染症危険情報」レベル1を発出

WHO=世界保健機関がサル痘について「緊急事態」を宣言したことを受け、政府は、対策会議で情報収集や治療体制の準備を進めることなどを確認しました。

磯崎 官房副長官「関係省庁対策会議におきまして、情報の収集・提供、治療体制の準備など、政府としての当面の対応を確認をしたところでございます」

会議では、サル痘が発生した国での罹(り)患状況や対応についての情報収集、さらに国民への的確な情報提供などを実施していく方針を確認しました。現時点で、国内で感染者は確認されていません。

磯崎副長官は「感染が疑われる患者が発生した場合に備え、検査体制や受け入れ体制等の準備を確実に進める」と強調しました。

また、外務省は25日、全世界を対象に渡航に十分な注意を促す感染症危険情報のレベル1を発出しました。