衆議院選挙の公示を１９日に控え、与野党の党首が日本記者クラブ主催の討論会にのぞみました。

自民党・岸田総裁「新しい資本主義を訴えます。成長と分配の好循環で皆さんの所得を上げます。国民の一体感をしっかりと取り戻して、新しい時代を切り開いていきたい」

立憲民主党・枝野代表「支え合う社会をつくります。アベノミクス９年間で固定化した格差、深刻化している貧困、こうした状況から日本社会を立て直すためには、社会全体で支え合う、支えあいのための役割を政治がしっかり果たす」

公明党・山口代表「日本の未来を担う子供たちを全力で応援します。大人たちが子供たちをしっかり応援するというメッセージ、これはとても今のタイミングで重要なことだ」

共産党・志位委員長「今度の総選挙は自公政権を続けるのか、野党共闘で新しい政権をつくるのか、政権選択の選挙です。今こそ政権交代を実現し、国民の声が生きる新しい政権をつくりましょう」

日本維新の会・松井代表「成長を実現するためには改革をしなければなりません。昭和の制度のまま令和は乗り切れません。昭和の制度、昭和の構造、そして規制、こういうものを改革をしたい」

国民民主党・玉木代表「給料が上がる経済の実現です。日本は２５年間、実質賃金が上がっていません。下がり続けています。これを経済政策を積極財政に転換することによって、賃金デフレを脱却します」

れいわ新選組・山本代表「れいわ新選組は、消費税廃止を含む徹底積極財政、これをやってまいりたいと思っています。この国は２５年の不景気、その中にコロナがやってきたということを政治が理解しなければなりません」

社民党・福島党首「社民党は命・暮らし・人権を守ります。社民党は生存のための政権交代を訴えます。新自由主義から社会民主主義的政策への転換、何としてもしなければなりません」

ＮＨＫ党・立花党首「今のＮＨＫはデジタル化されていますので、ＮＨＫだけ映らないテレビが簡単にできます。ＮＨＫのスクランブル放送を目指して頑張ってまいりますので、ぜひ多くの皆様のご支持、ご支援、ＮＨＫ党へいただきますようお願い申し上げます」

衆議院選挙は１９日に公示され、今月３１日の投開票に向け１２日間の選挙戦が行われます。