松野官房長官は、記者会見で、首相公邸でペットが飼えるかどうかについて問われ、「公邸におけるペットの飼育についての規定はない」と述べました。

米ホワイトハウスでは歴代大統領がペットと共に暮らし、「ファーストドッグ」「ファーストキャット」などと呼ばれてきました。バイデン大統領も２０日、ツイッターで、ホワイトハウスに新たな「ファーストドッグ」を迎えたことを伝えています。

岸田首相は、今月１１日に、東京・赤坂の議員宿舎から首相公邸に引っ越しましたが、松野官房長官は、２３日の会見で、「現時点でペットは飼っておらず今後も予定はない」と述べました。

ただ、「公邸におけるペットの飼育規定はない」ということで、日本でも「ファーストペット」を迎え入れることは可能です。

一方、「ファーストペット」をめぐる質問に関連し、「長官は犬派か猫派か」と問われた松野長官は「私自身は地元の自宅では犬を飼っている。最近なかなか東京を離れられないので地元にはあまり帰れないが地元にいるときは、散歩に行く機会になっていた」と述べました。