閣僚からも「非常に深刻に受け止めている」などの発言相次ぐ “裏金事件”めぐり議員ら39人の処分決定
いわゆる裏金事件をめぐり、自民党が39人の国会議員らの処分を決定してから一夜明け、閣僚からも「非常に深刻に受け止めている」などの発言が相次ぎました。
斎藤経産相「一国会議員としてではありますけれども、極めて深刻に私は受け止めています。一人一人がそれぞれの選挙区においてしっかりと説明責任を果たして、今度は国民に判断をしていただく、そういう段階になっていくのではないかというふうにと思っています」
また、盛山文科相は「政治がどう信頼回復していくことができるのか、コツコツやっていくしかないが大変難しい、厳しい状況だと思う」と話しました。
離党勧告の処分を受け離党した世耕前参院幹事長は、5日朝、参議院の安倍派の議員を集め、謝罪と経緯を説明した上で、メンバーの事務所を謝罪して回りました。
一方、立憲民主党の安住国対委員長は、「大規模な不祥事を起こしながら、トップである岸田総理は何も責任を取らない」「総辞職か、解散・総選挙で国民に問うしかないところにきた」と述べました。