政治や芸術、文化など様々な分野で功績を残した人に贈られる秋の叙勲の受章者が発表されました。旭日小綬章は作曲家の久石譲さんらが受章しました。

久石さんは『風の谷のナウシカ』『魔女の宅急便』などスタジオジブリ作品の音楽を手がけたほか、日本アカデミー賞最優秀音楽賞など国内外の多くの賞を受賞し、映画音楽、CM音楽など数多くのヒット曲を送り出してきました。久石さんは「私にとって、とても大きな励ましです。今後もより一層、作曲活動に勤んで参りたいと思います」などとコメントしました。

また、行政改革担当相やみんなの党の代表を務め、2022年に政界を引退した渡辺喜美さんが旭日大綬章を受章しました。

渡辺喜美さん「もう全く図らずも図らずもっていうやつで、予想していませんでしたので、正直、驚きましたね。もうとにかく私は日本をもう一度、成長できる国にしたいという思いで、ずっと政治をやってきました」

このほか、俳優の三浦友和さんも旭日小綬章を受章しました。今回は、4075人が受章しています。