名古屋市 「第60回アジア開発銀行年次総会」の誘致を目指す方針を明らかに
名古屋市が、2027年5月に開かれる「第60回アジア開発銀行年次総会」の誘致を目指す方針を明らかにしました。各国から最大5000人の出席が見込まれます。
「アジア開発銀行」は、アジア・太平洋地域の経済成長や経済協力を目指して設立された国際開発金融機関で、アメリカやヨーロッパ諸国などを含む68の国や地域が加盟しています。
名古屋市は、2027年に開かれる60回目の年次総会について、財務省の公募が始まり次第、誘致を表明する方針です。
毎年5月に開かれる年次総会には、各国の財務大臣や中央銀行の総裁など、最大で5000人の出席が見込まれ、地域の開発上の課題についての議論が行われます。
名古屋市 河村市長:「なかなか大きいことのようです」「みんなに知ってもらいやあありがたいし」
実現した場合名古屋市での開催は初めてで、前の年に開かれるアジア・アジアパラ競技大会に合わせ、国際的に名古屋をPRし、経済波及効果を高めることが狙いです。
名古屋国際会議場を主な会場とするほか、市内のホテルなども使われる予定だということです。