アダルトビデオ 無条件で契約解除できる期間 原則1年で最終調整
4月から成人年齢が引き下げられ、18歳や19歳の人がアダルトビデオへの出演契約を取り消せなくなる問題で、与野党による法案の原案の内容が日本テレビの取材で明らかになりました。無条件で契約を解除できる期間を原則1年とする、などが主な柱で与野党が最終調整をしています。
4月からの成人年齢引き下げにより18歳や19歳の人がアダルトビデオへの出演契約を取り消せなくなる問題をめぐり、自民党や立憲民主党など5党は被害者を救済するための法案の準備を進めています。
関係者によりますと原案にはすべての年齢や性別を対象に瑕疵(かし)がある契約についての取消権が盛り込まれている他、債務不履行がある場合の解除権を5年間行使できる、としています。
また、罰則を規定する方向で検討が進められているという事です。
さらにビデオが公表されてから1年以内は無条件で契約を解除できるとする一方、法律施行後2年間は解除権の期間を2年とする方向で最終調整しています。
5党は13日午後にも合意したい考えです。