国会議員に毎月100万円が支給される「文書通信交通滞在費」の見直しをめぐり、与野党は、日割りでの支給に改めることで大筋合意しました。

いわゆる「文通費」をめぐっては、衆議院選挙で当選したばかりの議員が1日しか在職していないにもかかわらず1か月分の100万円を満額支給され、問題視されていました。

先月から見直しを進めてきた与野党6党の実務者による協議会では24日、「文通費」を日割りでの支給に改めることで大筋合意しました。

任期開始や満了の月、さらに辞職した場合には日割りで支給する一方、衆議院解散や死亡した場合にはこれまで通り月単位での支給とする案が示され来月7日の協議会で正式合意することを目指しています。

また、与野党は「文通費」の名称を変更することでも大筋合意しましたが、「使途を公開するか」については結論が出ませんでした。