消費者物価指数3.4%上昇 去年4月に比べ 主な要因は食料価格の値上がり
4月の消費者物価指数は去年の4月に比べて3.4%上昇しました。
19日朝に発表された4月の消費者物価指数は「値動きの激しい生鮮食品を除く総合指数」が104.8となり、去年の4月に比べて、3.4%上昇しました。
3月の上昇率、3.1%と比べ0.3ポイント上がりました。上昇率が拡大するのはことし1月以来、3か月ぶりです。
主な要因は、食料価格の値上がりで、鳥インフルエンザの影響で、たまごが33.7%上がるなどしています。またコロナ禍が収まりつつある中、ホテルなどの宿泊料金が8.1%上昇しました。
一方、政府の対策もあり、電気代が9.3%低下するなどエネルギー価格は下がりましたが、大手電力7社は6月から値上げを予定しています。