2月の消費者物価指数 前年比3.1%の上昇 1月より上昇率は鈍化
2月の全国の消費者物価指数は前の年に比べ3.1%の上昇でした。1月の上昇率と比べると上昇率は鈍化しています。
総務省によりますと、2月の消費者物価指数は値動きの激しい「生鮮食品を除く総合指数」が103.6で、前の年の同じ月よりも3.1%上昇しました。しかし、1月の上昇率と比べ1.1ポイント下がりました。上昇率が鈍化したのは去年1月以来、1年1か月ぶりです。
総務省統計局は、政府の電気・ガス代「激変緩和対策」や「全国旅行支援」により価格を押し下げた結果だと説明しています。
一方で、食用油(前年同月比27.6%増)、鶏卵(19.9%)、マヨネーズ(21.1%)といった食料やトイレットペーパー(19.7%)、ティッシュ(18.8%)などの日用品については値上げの影響が出ています。