立憲代表選告示、4人が立候補 17日間の選挙戦スタート
立憲民主党の代表選挙が7日、告示されました。今月23日の投開票日まで17日間の選挙戦がスタートしました。
国会記者会館から中継です。
早々に立候補を表明した枝野前代表と野田元首相に対し、ギリギリ立候補にこぎつけた現職・泉代表と当選1回の吉田議員が挑む構図の代表選。早速各候補が、それぞれの強みをアピールしました。
立憲民主党 野田元首相
「次は内閣総理大臣になるかもしれない。厳しい決断含めて、厳しい判断を積み重ねてきた経験があります。その重圧と孤独を耐えてきました」
立憲民主党 枝野前代表
「危機に強いと自負しています。ひとつは東日本大震災のときの官房長官、そして希望の党騒動、どちらも大変な危機に対して対応することができた」
立憲民主党 泉代表
「最も厳しい党勢の中からの3年間を担わせていただいて、政権交代前夜と言っていただけるまで、この党を持ってこさせていただいて。私はそういう党をつくることができた」
立憲民主党 吉田衆院議員
「リーダーに必要なことは、全ての政策に精通することではない。私は等身大で背伸びをしませんが、決断力、そして人を見る目はあるのではないか」
今回の代表選では、各候補とも「政権交代」を訴える中、他の野党との連携についても話題となりました。
野田氏は「自民・公明を過半数割れに追い込むためにバラバラな野党ではいけない」と述べ、選挙区情勢によっては候補者の一本化を目指す考えを示しました。
枝野氏は、政策の方向性が違う政党とは包括的な連携が難しいと述べたうえで、国民民主党とは不断の努力で連携を強めると強調しました。
泉氏も「まずは立憲独自の訴えを国民にしていくのが大事だ」としたうえで、「国民民主党と連立政権を組むことは想定している」と述べました。
吉田氏は「選挙協力は進めるべきだが、立憲民主主導の内閣をつくるべきだ」との考えを示しました。
代表選は、今月23日に投開票が行われます。