イギリスのスナク首相がG7広島サミットに先だって広島で岸田首相と会談し、防衛や貿易などの協力強化に向けた「広島アコード」に合意しました。

岸田首相「広島の靴下を報道陣に見せてあげてください」
スナク首相「そうです！あなたの（故郷）広島カープのものです」
岸田首相「ありがとう」

スナク首相は、地元プロ野球チーム「広島東洋カープ」の真っ赤な靴下をはいて登場。岸田首相もこれに気づき、会談は和やかな雰囲気で始まりました。

その後、両首脳は日本とイギリスが防衛や貿易、科学技術などの分野で関係強化をめざす「広島アコード」に合意しました。

この中には、イギリスの空母打撃群を2025年に再びインド太平洋地域へ派遣することや、今後おこなわれる日英合同軍事演習に参加するイギリス軍兵士の数を倍増させることなどが盛り込まれています。

高まる中国の脅威に対して関与を強め、安全保障分野での存在感を示す狙いがあるものとみられます。