日米首脳、露制裁とウクライナへの支援継続で一致 ≪記者リポート≫
G7広島サミットを前に岸田首相がアメリカのバイデン大統領と首脳会談を行いました。両首脳はウクライナ問題でロシアへの厳しい制裁と、ウクライナへの強力な支援を継続することで一致しました。佐藤正樹記者のリポートです。
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岸田首相「日米ともに掲げる『法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序』を守っていくG7の揺るぎない意志を示したい」
バイデン大統領「日本とアメリカは主権を守る勇敢なウクライナの人々を支援するなど、共通の価値観のためともに取り組んでいる」
今年1月以来となる会談で、両首脳は強引な海洋進出を続ける中国への対応について、緊密に連携していくことを確認しました。また、台湾海峡の平和と安定の重要性を強調し、この問題の平和的解決を促すことを確認しました
岸田首相「中国をめぐる諸課題について、引き続き日米で緊密に連携していくことで一致」
一方、ウクライナ問題では、ロシアへの厳しい制裁とウクライナへの強力な支援を継続していくことで一致しました。
会談で確認した日米両国の連携を踏まえ、岸田首相は19日からのサミットで、G7の揺るぎない結束を示したい考えです。