岸田首相とアメリカのバイデン大統領による日米首脳会談が午後6時から行われています。会場の前から中継です。

会談は広島市内のホテルで行われています。会談の冒頭、岸田首相は「あす（19日）のサミットに向け、バイデン大統領と最後のすりあわせを行いたい」と述べました。

岸田首相「日米ともに掲げる『法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序』を守っていく、G7の揺るぎない意志を示したい」

バイデン大統領「日米は主権を守る勇敢なウクライナの人々を支援するなど、共通の価値観のため、共に取り組んでいる」

今年1月以来となる日米の首脳会談で、岸田首相はウクライナ問題のほか、中国や北朝鮮の動きを念頭に「日米同盟の抑止力や対処力を一層、強化」していくことを確認する考えです。

19日から始まるG7サミットについて、岸田首相は「核兵器のない世界への決意を改めて確認したい」と意気込みを語っています。

岸田首相としては、この会談でG7の結束強化に向け、バイデン大統領の協力を取り付けたい考えです。会談は午後6時から始まり、1時間程度、行われるとみられています。

終了後には、岸田首相が記者団に対し、会談の内容について説明する予定です。