デジタル庁の事務方トップが1年足らずで交代―新デジタル監に浅沼尚氏が就任
デジタル庁は、事務方トップである石倉洋子デジタル監が退任し、後任に、デジタル庁でデザイン部門の責任者を務める浅沼尚氏が就任したと発表しました。
石倉洋子氏は、去年9月のデジタル庁発足時に、初代デジタル監に就任しましたが、半年あまりでの交代となりました。
デジタル庁は、石倉氏の退任について、「当初のデジタル庁立ち上げという役割を果たし、適切なタイミングで次の世代に引き継ぎたい」との本人の意向があったと説明しています。
後任には、発足時からデジタル庁のデザイン部門の責任者である、CDO(=チーフ・デザイン・オフィサー)を務める浅沼尚氏(45)が就任しました。
牧島デジタル相は、浅沼氏について、「サービスデザインの専門的知見を持ち、それは国民の視点に立った優れたシステムやサービスの提供というデジタル庁の課題に必要なものだ。民間と行政のそれぞれの知恵と力の良い融合のあり方を示していただくことを強く期待する。」と激励しました。