（後藤田正純徳島県知事）
「私どもが提案しております藍場浜西エリアの場所につきましても、お互いに合意をさせていただいて」

（遠藤彰良徳島市長）
「基金の具体的なものが出てきていないので、完全合意ということではない。十分配慮していただけるというのは、お話しから伝わって参りました、大変ありがたい提案だと思っています」

9月14日、徳島市内のホテルで行われた後藤田正純徳島県知事と遠藤彰良徳島市長の会談では、徳島県が進めている新ホールを藍場浜公園西エリアで整備することで合意しました。

また旧文化センター跡地で整備することを前提に作られた県市基本協定によって、土地譲渡や公共施設の取り壊しに徳島市が支出した約15億円についても協議が行われました。

県からは補填も含め、徳島市のまちづくり事業を財政的に支援する基金を創設することが提案され、両者で合意しました。

内容については今後、それぞれの議会で説明を行うということです。

（後藤田正純徳島県知事）
「我々もそれぞれの議会で説明させていただくことを前提に、今回の新ホールのスタートを切らせていただくということになりました」

（遠藤彰良徳島市長）
「私たちも週明けに総務委員会がありますので、市議会議員の皆さんに十分説明をしていこうと思っています。県と市で新ホールの取り組み方針の合意が（できた）ということです」


徳島市議会では9月17日に総務委員会が、徳島県議会では9月19日から代表質問が行われ、その中で今回の会談の中身について議論が交わされます。