来年4月に任期満了を迎える熊本県の蒲島郁夫知事。自身の去就について、12月1日に開会する県議会で表明する方針を示しました。

4期目の任期満了まで5か月をきった蒲島知事。これまで自身の去就について｢県政の良い流れを止めないようにすることが知事の役目。適切な時期に明らかにしたい｣と明言を避けてきましたが、17日の定例記者会見で去就を表明する時期について触れました。

■蒲島郁夫知事
「議会の方で質問が出れば、それにお答えするという形。まだ時間があるので熟慮中」

12月1日に開会する12月定例県議会のなかで明らかにすると述べた蒲島知事。｢まだやるべきことは残っているので、任期中にしっかりやっていきたい｣と述べました。TSMCの進出や熊本豪雨からの復興など、熊本県が転換点を迎える中、5期目を目指すのかどうか注目されます。