維新から除名の呉松福一射水市議 処分無効求め提訴
日本維新の会が掲げる「身を切る改革」を行わなかったとして党から除名処分を受けた射水市議会議員の男性が、維新の県組織を相手取り処分の無効などを求める訴えを起こしました。
呉松福一射水市議「今回の訴訟をどうしても勝ちまして、議員の名誉を守りたい」
富山地方裁判所に18日に提訴したのは、富山維新の会で幹事長を務めていた呉松福一射水市議です。
訴状などによりますと呉松市議は去年「党が定める報酬の一部の寄付や党員集めを行っていない」として、日本維新の会から除名処分を受けました。
しかし、処分にあたり党の規則に定められた聴取の機会が与えられていないなど手続きが適正でなかったとして、処分の無効と、300万円の損害賠償を求めています。
富山維新の会の柴田巧代表は取材に対し「訴状を確認していない」としたうえで「異議申し立ての期間を設けるなど手続きに問題はなかった」としています。