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石破新総裁誕生に奥能登の被災地の反応は…望むのは「復興へ向けた希望持てる政策を」

2024年9月27日 18:43
石破新総裁誕生に奥能登の被災地の反応は…望むのは「復興へ向けた希望持てる政策を」

事実上、次の総理となる自民党の新総裁に石破茂氏が選ばれました。石川県内の反応を取材しました。

過去最多となる9人が立候補した自民党の総裁選挙。決選投票を経て石破茂氏が新しい党の「顔」となりました。

党内のほとんどの派閥が解消されたことも影響し、国会議員の票が分散した今回の総裁選。石川県関係の国会議員も対応が分かれました。

衆議院議員では石川1区の小森氏は、同じ財務省出身の小林鷹之氏を支持。
石川2区の佐々木氏は、党の青年局長の先輩の小泉進次郎氏。
石川3区の西田昭二氏は、同じ旧岸田派に所属していた官房長官の林芳正氏を支持しました。

県内の党員・党友は、およそ2万1500人のうち1万4100人あまりが投票。県内の投票率は65.79パーセントとなりました。

27日、投開票が行われた総裁選では1回目の投票で高市氏がトップに立ち石破氏との決選投票に。
決選投票では石破氏が215票を獲得し新総裁に選ばれました。

こうしたなか、県内では、地震や豪雨で被害を受けた奥能登選出の県議は。
輪島市選出・宮下 正博 県議:
「(石破氏は)能登のことをわかっている方でありますので、しっかりと応援をしていただきたいなと」
珠洲市鳳珠郡選出・平蔵 豊志 県議:
「大きな被害が能登全域を襲っているわけであります。しっかりとした予算、そして支援を期待するところであります」
珠洲市鳳珠郡選出・堂前 利昭 県議:
「(被災者は)心折れているような状態なので希望を持てるような施策をやっていただければ」

そして奥能登の住民は。
輪島市民:
「経済と能登半島の復興に力を入れていただきたい」
「2年後どうするかということを考えてもらって。2年後の公営住宅、市営住宅を増やしてほしい」
珠洲市民:
「やっぱり復興を早めにしてほしい。これ以上のものは何にも」

能登の復旧・復興を担う新たな日本のかじ取り役。石破氏は来月1日召集の臨時国会で新しい総理大臣に指名されます。

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