トップ12年ぶりに交代へ 五島市長選挙は新人3人が立候補 三つ巴の戦いに《長崎》
任期満了に伴う五島市長選挙が、25日告示され新人3人が立候補しました。
12年ぶりに市のトップが交代する選挙戦は各候補が舌戦を繰り広げています。
五島市長選挙に立候補したのは、届け出順に
元国会議員秘書の出口 太候補(49)
前市議会議員の中西 大輔候補(35)
前市議会議員の荒尾 正登候補(62)
いずれも無所属で新人の3人です。
出口候補は離島航路や空路の運賃割引きに向けた有人国境離島法の延長などを最重点課題としています。
出口候補
「私はこの五島市が大好き。皆様が築いてきた暮らしをこれからきちんと維持して五島をまもりたい」
中西候補は若者の政治参加や巡回バス、乗り合いタクシーなど公共交通サービスの充実を訴えています。
中西候補
「若い世代でこの五島の閉そく感を打ち破っていきたい。その思いで若い人と一緒に語り、政策を話し合い未来をつくっていきたい」
荒尾候補は小中学校の給食費や0~2歳児の保育料の無償化など子育て世代への支援の充実を掲げます。
荒尾候補
「長きにわたって市政に参画してきた。ただひたすら市民の皆様方のお役に立ちたい、市民の皆様の方の声をもっともっと市政に反映させたい」
24日現在の有権者数は2万9548人です。
投票は、一部の地域を除き来月1日に行われ、即日開票されます。