突然の訃報に地元は 細田博之議員が多臓器不全のため死去 島根県
衆院議長を辞任したばかりの島根1区選出細田博之議員が11月10日午前11時ごろ、多臓器不全のため東京都内の病院で亡くなりました。79歳でした。
細田さんは体調不良により、4、5日前から東京都内の病院に入院していましたが、容態が急変したということです。
突然の訃報に、各方面から追悼の声が届いています。自民党島根県連の関係者はー。
自民党島根県連 絲原 德康 幹事長
「ただ驚いているばかりでございます。誠に痛惜の念にたえない。これまで本当にふるさとの発展のために長年ご尽力いただいたことに対し心から感謝を申し上げる次第でございます」
また、島根県の首長からもー。
島根県 丸山 達也 知事
「功績は数え切れない程であります。島根県の発展、国政の発展へのご貢献に深甚なる敬意を表すとともに衷心より哀悼の誠を捧げたいという思いです」
松江市 上定 昭仁 市長
「細田先生が残してくださった、あるいは築いてくださったこの松江の地、素晴らしい地域を大切に守り育て発展させていくということが残された私たちの使命と考えております」
次の衆院選で島根1区から立候補する予定の立憲民主党・亀井亜紀子さんも「次期衆議院選挙で再びお会いできるものと思っていました。安らかな旅立ちであることを祈念いたします」とコメントを発表しました。
長年の功績の一方で、いわゆる統一教会との関係やセクハラ疑惑などへの説明責任が問われる中この世を去った細田さん。
街の人はー。
街の人
「島根がどれだけにぎわいを見せたかというのも細田さんのご尽力の賜物じゃないかなと思いますので、後継者の方がいらっしゃるのかわからないですけど、つなげていけたらいいなと思います」
街の人
「いろいろ疑惑を残されて亡くなられたのは残念ですけど、ご自分の力をいろいろ地域に役立ててくださったのかなと思いますけど」
街の人
「前向きに取り組む意欲がおありだったと思うんですけど、ご自身の疑惑をクリアしたところでちゃんと若手の方にバトンタッチをするご準備をされればよかったのかなという」
自民党島根県連は今後の予定について決まっていないとしながらも、次の衆院選挙に向け候補者を立てるための準備をしていくとしています。