【衆議院選挙】青森県選挙区 11人の候補の終盤の訴えは?
青森1区
まずは激戦の青森1区。
各党は大物弁士を送り込み支持を訴えています。
自民党の前の議員で5期目をめざす津島淳さんは、クリーンな政治に向けて政治改革を進めると訴え支持拡大を図ります。
★自民・前 津島淳 候補
「今のままではだめだ 本当に自民党を変えるんだ 自民党をぶち壊す そういう思いで皆様にクリーンな政治を実現していく」
自民の重点区となった1区にはきょう石破総理が応援にかけつけました。
終盤、小泉進次郎選挙対策委員長も入り、政権与党の実績と継続を呼びかけました。
★自民党 小泉進次郎選挙対策委員長
「日本の政治が揺らぐことがあってはならないという思いから、なんとか津島さんが1票差で良いから勝てるかどうかは、自民党・公明党で過半数が取れるかどうかという大きな意味も関わってくる」
立憲民主党の元議員 升田世喜男さんは政治資金問題への批判を続け、無党派層の取り込みを図っています。
★立憲・元 升田世喜男候補
「今不満や怒りがある方地方は人口減少だ だけど脱税まがいの裏金だ どうか本当に勝ちたい 勝たせていただきたい」
終盤、総合選挙対策本部の安住淳副本部長も駆けつけ、相手を意識した演説を展開。
★立憲民主党総合選挙対策本部 安住淳副本部長
「もう世襲は歌舞伎の世界だけで十分ではないですか」
「自民党にお灸を据えませんか 自民党にお灸」
大串博志選挙対策委員長も駆けつけ、自民党が非公認候補が代表の支部に金を提供した問題を追及しました。
★立憲民主党 大串博志選挙対策委員長
「自民党が公認しなかった裏金議員 2,000万円もお金を渡しているんです 事実上の公認と同じですよ そんな政治納得いかないと思いませんか」
共産党の新人 斎藤美緒さんは比例の候補と連動して党の政策を訴え、浸透を図っています。
★共産・新 斎藤美緒候補
「消費税を5%に緊急に引き下げて消費を促していく 賃金を引き上げていく 経済再生への要です」
きょう夕方には志位和夫議長も応援に駆けつけました。
★共産党 志位和夫議長
「変えましょうよトリクルダウンは もうやめてボトムアップ 国民の暮らしを応援して経済を良くするチェンジを図ろうではないですか」
青森2区
続いては4人が議席を争う2区の終盤の訴えです。
国民民主党の新人金濱亨さんは所得税や消費税の減税などを訴え、支持拡大を図っています。
★国民・新 金濱亨候補
「手取りを増やしましょう 減税政策をしましょう 私たちの家計がすべてです 国民の家計を守っていく、生活者の安心を守っていく、それが政治家の仕事ですよ皆さん」
自民党の前の議員で2期目をめざす神田潤一さんは、政権の経済政策の実績を訴え票の上積みをめざします。
★自民・前 神田潤一候補
「地方の皆様中小企業の皆様に景気回復をしっかりと実感していただく 青森県においてもしっかりと皆様に感じていただけるよう進めていきます」
共産党の新人 久保将さんは政権批判を徹底し支持を呼びかけています。
★共産・新 久保将候補
「今度の選挙で金権腐敗政治を終わらせるこういう絶好のチャンスです チャンスを生かして終わりにしようではありませんか」
無所属の新人 松尾和彦さんは足元の物価高騰への対策の必要性を訴え、無党派層への浸透を図っています。
★無・新 松尾和彦候補
「今回の物価高騰対策については、燃油とか本当に生活に必要な部分 いつまで支援をしていく 国がしっかり示して給付をしていく」
青森3区
最後に青森3区です。
4人が最後まで訴えを続けています。
自民党の前の議員で3期目をめざす木村次郎さんは、初心を忘れずに地元の声を国政に届けると訴え、組織の力で支持固めを図っています。
★自民・前 木村次郎候補
「この地元の声を私、木村次郎が地元の代弁者として、与党の末席で国政に届けなくてはならないという揺るぎない決意があればこそ」
立憲民主党の新人 岡田華子さんは、子どもがいる母親が働きやすい環境作りの必要性を各地で訴え、支持の拡大を図っています。
★立憲・新 岡田華子候補
「子育てすることの不安がなくなる 子どもを持っても大丈夫かな、自分のやりたい仕事が続けられるかな 若い子たちがそう思ってくれるはず この青森の子育てしているお母さんをなんとか助けたい」
無所属の新人 其田寿一さんは、通学・通勤などで使うモノレールの整備など独自の政策を訴えています。
★無・新 其田寿一候補
「津軽全域に全額国費 いわゆる国の予算でモノレールを敷設させていただきます」
日本維新の会の新人 長坂淳也さんは、党が掲げる教育費の無償化や消費税8%への減税などを訴え、支持拡大を図っています。
★維新・新 長坂淳也候補
「現実的に今の日本の財政を考えた時にすぐに(消費税を)ゼロにするというのは無理なんです われわれが率先して身を切る改革をすることによって、まずは10%を8%にして、お年寄りの負担を軽減したい」