攻めのデザインに賛否両論 青森県議会だより 生まれつき色の見え方が異なる人にも情報が伝わるよう配慮
(2024年6月13日放送)
6月県議会が開会しむつ中間貯蔵施設を核燃料税の対象に追加する改正条例案などが提出されました。
こうした県議会の活動を発信する冊子が大きく変わり、皆さんの元に届きます。
6月県議会は会期を今月28日までの16日間と決めたあと、宮下知事が16の議案について提案理由を説明しました。
★宮下知事
「使用済み燃料中間貯蔵施設の立地に伴い安全性確保のための諸施策および地域振興に資する諸施策を実施していく必要がある」
核燃料税の改正条例案ではむつ市の中間貯蔵施設を課税対象に追加します。
核燃料のウラン1キロあたり620円を課税し、5年間で2億5,600万円の税収を見込んでいます。
一般質問は19日から3日間行われます。
一方、県議会ではこんな変化も。
★青森放送 能代谷俊朗記者
「各家庭に定期的に配られているこの県議会だより今回からカラフルなデザインに一新されました」
思わず目を引く大きな文字とイラスト。
ページをめくるとトレーディングカード風にデザインされた議員の写真とともに2月議会の質問と県の答えが掲載されています。
「あおもり県議会だより」は2015年から年4回全ての世帯に配布され議会の活動を伝えてきました。
今回、幅広い世代に発信するため業者の提案の中から攻めのデザインを選んだところ、賛否両論があるということです。
★広報図書委員長 工藤慎康議員
「若い人にもこれまで議会に関心がなかった方にも議会に関心を持っていただくきっかけになれば、最高だと思います」
デザインは生まれつき色の見え方が異なる人などにも情報が正確に伝わるよう配慮されているということで、ぜひ読んで欲しいと話していました。