ユネスコ無形文化遺産 日本の「伝統的酒造り」登録決まる
ユネスコの「無形文化遺産」に日本の「伝統的酒造り」が登録されることが決まりました。
パラグアイで開催されているユネスコ政府間委員会は、(日本時間のさきほど)日本酒や焼酎、泡盛などを造る技術である、「伝統的酒造り」をユネスコの無形文化遺産に登録することを決めました。
「伝統的酒造り」は、穀物を原料とするこうじを使って発酵させる手作業の技術で、室町時代に原型が確立したあと、日本各地の気候風土に合わせて発展し杜氏や蔵人らによって受け継がれてきたものです。
伝統的酒造りについては日本の提案に対し、先月、事前審査をしていたユネスコの評価機関が「登録することが適当」と勧告していました。国内では「歌舞伎」や「和食」などに続き、23件目の無形文化遺産となります。
最終更新日:2024年12月5日 5:09