大規模災害でキャンピングカー活用 青森県が全国初の協定 災害対応強化へ
県は大規模災害時に派遣職員の宿泊場所としてキャンピングカーを活用しようと全国初の協定を結びました。
締結式では宮下知事と日本RV協会の荒木賢治会長が協定書を交わしました。
全国の都道府県で初めての協定です。
ことし1月の能登半島地震では他の都道府県から応援で駆けつけた職員の宿泊場所として、日本RV協会が提供した60台のキャンピングカーが役立ったということです。
★宮下知事
「生活が快適にできるようにコンパクトに仕上がっているので、災害対応ということであれば職員も安心して支援に従事できる環境ができると思います」
★日本RV協会 荒木賢治会長
「キャンピングカーは初動が早いですから、災害が起きて翌日には動けるわけですね そういう意味での活用性と機敏性を打ちだして使っていただこうと思います」
このほか土砂崩れによる流木の撤去などに対応するため、県森林組合連合会など林業関係の3団体とも協定を結びました。
県は今後も災害時の対応を強化していくとしています。