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参院選山梨 後藤前知事の擁立 国民県連内で意見割れる「本気度確認したい」近く結論へ

2025年3月4日 20:24
参院選山梨 後藤前知事の擁立 国民県連内で意見割れる「本気度確認したい」近く結論へ

 夏の参院選山梨選挙区を巡り、後藤斎前知事の擁立の是非を検討している国民民主党県連内で意見が割れています。後藤氏が過去に日本維新の会から出馬したことなどを踏まえ否定的な意見もありますが、県連では近く結論を出す考えです。

 前知事の後藤斎氏は2月23日、国民民主党の参院選の候補者公募に応募し、現在は県連内での選考作業が進んでいます。こうした中、4日は臨時の常任幹事会が開かれ、後藤氏の擁立について非公開で協議しました。

 県連によりますと、幹事会では執行部から後藤氏と県連幹部との面談内容が報告され、後藤氏から過去の参院選で日本維新の会から出馬したことについて謝罪があったなどと説明がありました。

 出席者からは後藤氏を推す声の一方、批判的な意見も上がったため結論は出ず、3月7日に後藤氏を招いた臨時常任幹事会を開き、結論を出すことを確認しました。

国民民主県連 遠藤長男 代表代行
「本人がどれだけの覚悟で国民民主党に来て、これを最後にどれだけ本気になって立候補したいか本気度を確認したい」

 一方、連合山梨は3日夜、参院選に向けた決起集会を開き、窪田清会長は「立憲民主・国民民主に関わらず、連合の活動に理解ある候補を国会に送り出さなければならない」と協力を呼び掛けました。

最終更新日:2025年3月4日 20:24
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