【速報】維新・代表選に立候補の4人が第一声「党の立て直し」「永田町を変える」 吉村氏ら街頭で訴え 12月1日に投開票
日本維新の会の代表選が17日に告示され、立候補を届け出た4人が大阪市内でそろって街頭に立ちました。10月の衆院選で議席を減らす中、各候補は党の立て直しに向けて「組織改革」や「永田町の文化を変える」などと訴えました。
代表選に立候補したのは、届け出順で、大阪府知事を務める吉村洋文共同代表、金村龍那衆院議員(比例南関東)、空本誠喜衆院議員(広島4区)、松沢成文参院議員(神奈川選挙区)の4人です。
大阪・なんばでは、17日午後2時半ごろ、4人そろって街頭に立ちました。
吉村洋文共同代表
「日本維新の会はなぜ存在するのか、もう1回確認して、次世代のための政党であるべき。与党が過半数割れする中、社会保障改革に正面からぶつかり、永田町の文化を変えるチャンス」
金村龍那衆院議員
「衆院選では全国で厳しい結果を同志が受け止めている。党を立て直すためには大阪だけではなく、様々な地域の首長選挙や議会で第一党を目指すためには組織改革が必要だ」
空本誠喜衆院議員
「北海道から沖縄までいろんな思いをもたれている。維新スピリッツとは、政治家自ら、覚悟を示すこと。全国政党になるには、身を切る改革をもう一度考えないといけない」
松沢成文参院議員
「維新を立て直さないといけない。足りないのは『目標』がないこと。皇居を関西に移転して東京の一極集中を打破し、国民投票で首相を決める『首相公選制』を維新がリードする」
維新は、10月27日に行われた衆院選で、大阪の19の小選挙区では全勝したものの、大阪以外の小選挙区で獲得できたのは4議席にとどまったほか、比例票は前回より約300万票減らし、議席は公示前の44議席から6減の38議席となりました。
代表選では、来年夏に行われる参院選に向けて、党を立て直すための取り組みなどが主な争点になるとみられています。12月1日に投開票が行われ、有権者は党所属の国会議員や地方議員、首長らのほか、党費を2年以上支払っている一般党員で、いずれも「1人1票」を投票します。