東京・品川区の住宅に「屋根裏の点検をしたい」と訪れて、必要のない工事契約をさせて、住人の男性から現金210万円をだまし取ったなどとして、建設業の男2人が逮捕されました。

警視庁によりますと、建設業の田実満成容疑者ら2人は去年2月、品川区に住む80代の男性に、必要のないリフォームの工事契約をさせて、現金210万円をだまし取った疑いなどが持たれています。

田実容疑者らは男性の自宅を「屋根裏の点検をしたい」などと言って訪れると、家の中に上がり込み、「天井に水がたまっていて木が腐っている」「放っておけば住めなくなる」などとウソの説明をしていたということです。

調べに対し2人は容疑を否認し、田実容疑者は「だますつもりはなかった」などと供述しているということです。