G7サミット控え “バスに刃物持った不審者”想定…豊島区バスターミナルでテロ対策訓練
今月、広島で開催されるG7サミットを前に9日、東京・豊島区のバスターミナルでテロ対策訓練が行われました。
9日、豊島区のバスターミナルでは、バスの中に刃物を持った不審者が現れたという想定でテロ対策訓練が行われました。訓練では、バスの乗務員らが不審者に気付き、通報し、乗客を避難させるとともに警察官や警備犬が犯人を制圧するまでの手順が確認されました。
また、豊島区と、巣鴨署など区内の3つの警察署、そして、池袋駅付近を走るバスの運行会社が、異変を感じた際に即座に通報できる体制を構築するなどテロ対策を推進するための覚書を締結しました。
警視庁の高山祐輔警備一課長は、「日常の生活で違和感を覚えること、いつもと違うことがあれば迷わずに110番通報を」などと呼びかけました。