東京スカイツリー開業10周年 頂上で海老蔵さんが“にらみ”
東京スカイツリーが22日で開業10周年を迎えたことを記念し、歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが高さ634メートルの頂上で“にらみ”を披露しました。
22日、スカイツリー開業10周年を迎えイベントが行われた頂上部分は、東京の町並みが小さく感じられるほどの高さです。
歌舞伎俳優・市川海老蔵さん「地上634メートルより日本津々浦々にいたるまで、市川家の家の芸『にらみ』をごらんにいれまするしだいにござりまする」
披露された「にらみ」は市川團十郎家に代々伝わるもので、「にらみ」を受けると1年間無病息災に過ごせるとされ、海老蔵さんは口上で、世界の平和、新型コロナウイルスの終息など、「災いを払う願いを込めた」と述べました。
スカイツリーの21日までの来場者はおよそ4070万人で、コロナ禍前は、およそ3割は海外からだったということです。
来月には外国人観光客の受け入れが再開される見通しですが、担当者は「日本を代表する施設として楽しんでもらえれば」と話しています。