緑の特別塗装機「ANA Green Jet」りんごジュース“搾りかす”をヘッドレストカバーに
全日空の機体が青色から緑色に変身です。
全日空は3日、尾翼などの色を青から緑に変え、環境に配慮した特別塗装機「ANA Green Jet」を公開しました。
サメ肌のように凹凸があるフィルムを貼ると空気抵抗が減り、消費燃料を抑えられ、二酸化炭素の排出量削減が期待できるということで、今回、試験的に装着し、耐久性を検証します。
また、機内に入ると、機内の照明は緑色、客室乗務員のエプロンも緑が基調となっています。座席のヘッドレストカバーの原料の一部には、りんごジュースをつくる際に廃棄する搾りかすなどが使われ、全日空の井上社長は「環境に配慮した素材を使うことで、お客さまへのメッセージとなれば」と話しています。
この特別塗装機は5日から運航予定です。