北海道・帯広で観測史上1位の大雪 12時間の降雪量が120センチなど
数年に一度の大寒波が長期間、居座るため、週末にかけて、日本海側を中心に猛ふぶきや大雪が続くおそれがあり、警戒が必要です。
発達した低気圧の影響で、北海道の太平洋側東部で、記録的な大雪となりました。
帯広では12時間の降雪量が120センチなど、観測史上1位となる、大雪になっています。
また、数年に一度の強い寒気が流れ込んできたため、日本海側を中心に雪が降り続いています。
今後の雪の予想です。
北海道東部の雪は弱まりますが、日本海側では、西日本を含め、広く、雪が続くでしょう。
とくに、発達した雪雲が次々と流れ込む北陸では、1日に1メートルのドカ雪となるおそれがあります。
5日の朝にかけて、予想される雪の量は、北陸で100センチ、東北や東海で、70センチから80センチ。さらに6日の朝にかけて、東北や北陸で100センチが予想されるなど、週末にかけて、大雪が続く見込みです。
大規模な車の立ち往生や、雪崩などに警戒が必要です。また、四国や九州でも雪が続く見込みです。
四国や九州北部は、5日、6日と、30センチから40センチ、九州南部では15センチと、普段、雪の少ない地域でも大雪となりそうです。
交通機関への影響に十分、ご注意ください。