東京都「カスハラ防止条例」制定へ 全国初
東京都は全国で初めて、「カスタマーハラスメント」、いわゆる「カスハラ」の防止条例を制定する方針を示しました。
客が従業員に対して、悪質なクレームなどを行う「カスタマーハラスメント」が問題になっていることから、小池都知事は20日にはじまった都議会の定例会で、全国で初めてとなる“カスハラ”防止を目的とした条例を制定する方針を示しました。
罰則については、「対象にならない行為は許される」といった誤った解釈を防ぐことや、行き過ぎた行為には刑法が適用できることなどから、規定を設けない方向だということです。
また条例とは別に、禁止行為の具体的な例をガイドラインで示す見通しです。