東京都ぼったくり防止条例適用でホストクラブ初の行政処分決定
東京都公安委員会が東京・歌舞伎町のホストクラブに対して都のぼったくり防止条例違反で行政処分することを決めたことがわかりました。
ホストクラブに都のぼったくり条例を適用し行政処分を行うのは初めてです。
東京都ぼったくり条例違反で行政処分を受けるのは新宿区歌舞伎町のホストクラブ・「DEJAVU」で、来月2日から80日間の営業停止となります。
東京都公安委員会がホストクラブにぼったくり防止条例を適用し行政処分を行うのは初めてです。
「DEJAVU」は去年8月、20代の女性客が退店する意思を示しているにもかかわらず酒を飲ませ、「(金が)足りないからおろしに行こうか」などと店とATMを6回往復させあわせて85万円を支払わせたとして警視庁に検挙されていました。
また、都の公安委員会は歌舞伎町のホストクラブ「CROWN」とメンズコンセプトカフェ「カフェ プリンス-TOKYO-」についても18歳未満の少女を入店させる風営法違反にあたる行為が確認されたとして行政処分することを決定しました。
歌舞伎町のホストクラブでは、いわゆるツケ払いにあたる高額な売掛金を支払わせるために女性客に売春を促すことなどが問題となっています。