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7歳女児死亡事件 母親、学校に“起床後に体調悪化”説明

2024年7月19日 11:59
7歳女児死亡事件 母親、学校に“起床後に体調悪化”説明

愛知県犬山市の集合住宅で7歳の女の子が死亡し、母親と内縁の夫が逮捕された事件で、母親が学校に、女の子が起床後、急に体調が悪くなった、という趣旨の説明をしていたことがわかりました。

今年5月、犬山市に住む島崎奈桜ちゃん(7)が死亡した事件で、母親の島崎みなみ容疑者と内縁の夫の倉田凱容疑者が死亡に関与したとして逮捕され、19日朝、送検されました。

倉田容疑者は、犬山市の自宅で奈桜ちゃんの腹部に暴行を加え死亡させた疑いが、また、島崎容疑者は、奈桜ちゃんの体調が悪化したにもかかわらず放置し、死亡させた疑いがもたれています。

その後の関係者への取材で、学校に対し島崎容疑者が、奈桜ちゃんが起床後に急に体調が悪くなったという趣旨の説明をしていたことがわかりました。

2人は、警察の任意の聞き取りに対しても、暴行については説明していなかったということです。

小学校によりますと、奈桜ちゃんが通っていた保育園から、通っていた際に、あざなどがあったと報告を受けていたものの、小学校では、虐待を疑うような具体的な兆候はなかったということです。

警察は、倉田容疑者が奈桜ちゃんに対し、日常的に虐待を繰り返し、島崎容疑者も認識していたとみて調べています。