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保守車両の事故、作業終え停止の車両に名古屋駅から移動の別車両が衝突

2024年7月22日 15:24
保守車両の事故、作業終え停止の車両に名古屋駅から移動の別車両が衝突

愛知県内で22日未明に発生した、東海道新幹線の保守作業用の車両同士が衝突した事故で、作業を終えて線路上で停止していた車両に、名古屋駅から移動中だった別の車両が衝突したことがわかりました。

JR東海によりますと、この事故は22日午前3時半ごろ、東海道新幹線の上り線の三河安城駅と豊橋駅の間で、線路の下に敷かれた砂利(バラスト)を運搬する車両と、砂利を突き固めたりするマルチプルタイタンパーと呼ばれる車両の計2台が衝突し、2台とも脱線したものです。

当時、現場ではマルチプルタイタンパーが作業を終え、線路上に停止していたところに、名古屋から豊橋方面に向かっていた砂利運搬用の車両が衝突したということです。

なぜ衝突したかなど、詳しい事故の原因については現在、調査中だとしています。

この事故で、砂利運搬用の車両に乗っていた作業員と運転士の計2人がケガをしましたが、命に別条はないということです。