両陛下、能登半島地震の被災地お見舞い 羽田空港を出発
天皇皇后両陛下は12日、能登半島地震の被災地お見舞いのため、再び、石川県を訪問されます。当初、乗り込まれた機体にトラブルがあり、予備機に乗り換えて、およそ1時間遅れで羽田空港を出発されました。
天皇皇后両陛下は、ゆっくりとタラップを上り、飛行機に搭乗されました。陛下はグレーのスーツ、皇后さまは紺のジャケットを着られています。
両陛下が、能登半島地震発生後に被災地見舞いをされるのは、先月22日に続き、2度目となります。
宮内庁によりますと、両陛下は先月22日に訪れた輪島市や珠洲市だけではなく、他の地域についても心配されていたということです。
今回は穴水町と能登町を訪問し、被災地の状況を視察し、避難所を見舞われる予定です。
穴水町は、元日の能登半島地震で震度6強を記録し、20人が亡くなりました。また、震度6弱を記録した能登町では8人が亡くなり、ともに多くの家屋が全半壊するなどの大きな被害を受けました。
今回の訪問も前回と同じように、現地の負担とならないよう、日帰りの日程となっていて、現地の移動には職員らと同じマイクロバスを利用されます。